次に購入したのが左の『ジャズピアノ・テクニック 第二巻 モダンジャズ編』  (日暮雅信/リズムエコーズ出版年度未掲載)コードワークについて初歩から解説がなされているわけではないので、一応中級向けの教本のように思う。コード進行、代理和音について、色々実例が示さているのだが、どれも唐突すぎてわかりにくい本だった。

 







 

 

*『ニューユークの印象/ジャズピアノ曲集 ・デイヴ・ブルーベック』絶版1966年出版(油井正一解説/東亜音楽社、音楽之友社)

 

デイヴ・ブルーベックは、シェ−ンベルグやダリウス・ミヨーに作曲を学んだ、インテリジャズマン、かつてアイビーリーグの若者達に絶大な人気をほこった。(ブルーベックのジャズはスイングしていないという酷評もたびたびされたが)

そしてブルーベックと言えば、「テイク・ファイヴ」に代表される変拍子ジャズと「ヨーロッパ」、「日本」、「USA」と言った一連の印象シリーズである。

この曲集「ニューヨークの印象は」そうした印象シリーズの一つで、「ミスター・ブロードウエイ」というTVのドラマのため書いたものである。

 テーマのみで、アドリブの掲載はなし。しかしコードワーク(ブロックコード)の勉強にはなる。それと付録として「日本の印象」から「Toki's Theme トキのテーマ」が(本書の目次にはなく)なぜかこの曲集の1曲目(4P)に掲載されている。