プロフィール


河合孝治/Koji Kawai(サウンドアーチスト)

 

日本大学大学院芸術学研究科及び慶応義塾大学大学院修了。
音楽・芸術表現の素地を現代音楽、ジャズ、民族音楽、現代アート、哲学、そして仏教思想から吸収する。

電子音楽の制作、ピアノの即興演奏、学際芸術研究 (芸術と西洋哲学・仏教思想)を行っている。

 

特に影響を受けたものとして、ジョン・ケージ、タージマハール旅行団の音楽、ナム・ジュン・パイク、荒川修作のアート、ショーペンハウアー、ニーチェの生の哲学、デリダやドゥルーズなどのポストモダンの思想、そして華厳、唯識、中論などの仏教思想。
芸術思想としてChaosmosという言葉を好む。Chaosmosはカオスとコスモスの合成語であるがこれには2つの意味がある。1つは無分別の分別化(カオスのコスモス化)、もう1つは空の実践プロセス(カオスとコスモスの絶え間ない循環)である。どちらも固定した実体を伴わないという意味であるが、これはナーガールジュナ(龍樹)の「中論」やニーチェの生の哲学、さらにデリタの脱構築の思想から導きだされた表現方法である。また1986年サウンドインスタレーションという言葉を日本で初めて使ったイベントを双ギャラリー(吉祥寺)で行う。

 

即興音楽グループGAPに多田正美の後任として参加。また、中村明一(尺八)とのコラボレーション、タージマハール旅行団の永井清治とインド音楽をベースにしたユニットで活動。

1999年以来、永井清治グループ、小川類、川口賢哉とエレクトロニカユニット、Sonictrain、およびOpus medium を結成して活動している。
サンタフエ国際電子音楽祭、ISEA電子芸術国際会議、ETHデジタルアート週間(スイス)、チリ・サンディアゴ国際電子音楽祭"Ai-maako 2006"、電子音楽ミッドウエスト(カンザスシティー)、プロジェクトメディアスペース"SONIC CHANNELS"(ニューヨーク)、ISCM世界音楽の日々2010(オーストラリア)、 60x60 project (2006 / Pacific Rim、オークランド、バレンシア)、59 Seconds Festival(ニューヨーク)、SoundLAB (ケルン)など海外の多くの電子音楽祭等で作品が入選。
また、ロゴス・ファンデーション・オーディオ・ビジュアルコンサート(ベルギー)、ブールジュ国際電子音楽祭(仏)、 PI Performance & Intermedia Festival Szczecin (ポーランド)
Digital Art Festival Rosario/ MACRO - Contemporary Art Museum Rosario(アルゼンチン)、FILE Sao Paulo 2007-FILE - Electronic Language Festival Sao Paulo(ブラジル),International Experimental Film Festival "Carbunari 2006"(ルーマニア)
MAC - Museo de Arte Contemporaneo Santa Fe(アルゼンチン) Opus-medium project(東京)、show for PeaceMEDIA ART EXHIBITION (Casoria International Contemporary Art Museum Naples/イタリア)、ACKid 2008、2011(東京)、東京創造芸術祭、などで、様々なメディアを使用したパフォーマンスや作品を発表している。

座右の銘:アートとはChaosmos・空の反映である。